7月集会とは

　　７月集会は毎年、その期の修習生が主催して作り上げていく、学習と交流のイベントです。
　内容は、私たちの周りに存在する社会問題について、当事者や弁護士・専門家を招いて学習したり、修習生同士で意見交換したりするものです。泊まりがけで楽しくやります。

　毎年、各期の修習生が企画し、伝統的に続いてきた中で、全国の同期の繋がりと交友を広げてきました。　

　今年は７月１４日（日）と１５日（祝）に、京都で開催します！

　今年の７月集会実行委員会では、

　　“私たちを取り巻く社会問題を知り，

　　　　　当事者の立場に立って考え問題意識を発信し、共有しよう”　　　　　　　　　　　　　　　　　　　をコンセプトに準備を進めています。

　取り上げる人権問題（社会問題）は、全国の修習地から集まった66期司法修習生で構成する実行委員会によって決められます。全体会という全員が参加する大規模の企画枠と、分科会というテーマ分野で分かれた小規模の複数の企画から、自分が参加するものを選ぶ枠があります。

■目的

　目的の１つめは、「身の回りの社会問題に目を向けて、当事者の立場に立って問題解決の道を探り、その輪を広げる」ことです。社会問題によって苦しめられている当事者、差別されている当事者は、その苦しみを声にすることができず、あるいは声に出しても無視されている現状があると思います。無視されている声をちゃんと聴こう、そして問題の根本原因に何があるのかを学んで解決策を探っていこう、解決のために一歩踏み出していきましょう。
　２つめは、「同期の修習生との交流」です。一緒に交流したり、プロジェクトを成功させたりする中で、法律家になってからもずっと支え合える仲間を作っていきましょう。